◆インフルエンザ◆
    に気をつけましょう

インフルエンザは普通の風邪と違って怖い感染症です。
通常の“かぜ”(普通感冒)はのどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急に38〜40度の高熱がでるのが特徴です。
【注意】
インフルエンザにかかると合併症を引き起こす恐れがあります。
合併症の種類は様々で中には死に至る重大な合併症もあります。
特に以下のような方は、すぐにかかりつけの医師か専門医に診てもらいましょう。

・65歳以上の高齢者
・妊娠28週以降の妊婦
・慢性肺疾患(肺気腫、気管支喘息、肺線維症、肺結核など)
・心疾患(僧帽弁膜症・鬱血性心不全など)
・腎疾患(慢性賢不全・血液透析患者・腎移植患者など)
・代謝異常(糖尿病・アジソン病など)
・免疫不全状態の患者

さらに、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、これらの激しい症状は通常5日間ほど続きます。
また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあり、体力のない高齢者や乳幼児などは命にかかわることもあります。

日本ではインフルエンザは12〜3月に流行します。これは、温度が低く乾燥した冬には、空気中に漂っているウイルスが長生きできるからです。
また、乾燥した冷たい空気で私たちののどや鼻の粘膜が弱っています。年末年始の人の移動でウイルスが全国的に広がるのもひとつの原因だと言われており、これらの原因が重なって流行しやすい時期となっています。
  まずは、しっかりと予防をしましょう。
  そして、かかったかなと思ったら
        できるだけ早く医師の診断を受けましょう。
◆予防◆

インフルエンザには予防が大切です。
  1. 栄養と休養を十分に取る。
    体力をつけ、抵抗力を高めることで感染しにくくなります。

  2. 人ごみを避ける。
    病原体であるウイルスを寄せ付けないようにしましょう。

  3. 適度な温度、湿度を保つ。
    ウイルスは低温、低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂っています。加湿器などで室内の適度な温度と湿度を保ちましょう。

  4. 外出後の手洗いとうがいの励行
    手洗いは接触による感染を、うがいはのどの乾燥を防ぎます。

  5. マスクを着用する
    どうしても予防が必要な方は厚手のマスクを着用しましょう。
    罹患した人は、咳やくしゃみの飛沫から他人に感染するのを防ぐ効果もあります。

  6. インフルエンザワクチンの接種
    特に、高齢者や心臓や肺に慢性の病気を持つ人、気管支喘息を持つ小児などは、医師と相談の上、流行前にワクチン接種を受けて予防することも大切です。
    65歳以上の高齢者は一部公費負担としている自治体もすでにあります。
 
◆インフルエンザかな?と思ったら◆
【すぐに病院へ】
発症から48時間(2日)以内であれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬が処方されるようになりました。抗ウイルス薬は、医師の診断と処方が必要です。
かかったかな、と思ったら早めに医師にみてもらいましょう。早ければ早いほど効果的です。

(※抗ウイルス薬とは体内でインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬で、病気の期間と症状の重さを軽減する効果が優れています。処方には、健康保険が適応されます。)

普段健康な成人は、軽症のうちに会社や学校を休むわけにはいかないという気持ちと重なって、高熱で苦しくなるまで病院に行かないというふうに考えがちですが、ウイルスがのどや鼻の粘膜に広がり高熱が出てしまうと、根本的な治療は間に合わなくなり、かえって長期間寝込むことになってしまうこともあります。
◆感染経路◆
通常の“かぜ”(普通感冒)のウイルスは、手から手への感触感染の頻度が高いといわれています。

それに対して、インフルエンザウイルスは患者のくしゃみや咳、痰などで吐き出されるウイルスがそのまま、あるいは空気中に浮遊しているうちに他の人の呼吸器に吸い込まれて感染します。
インフルエンザはよく普通のかぜ(普通感冒)と誤解されますが、ウイルスの種類が異なり、高熱がでるだけでなく、場合によっては重症化、合併症をも引き起こす恐れのある感染症です。
高齢者のいる家庭では、家族の方もインフルエンザにかからないように注意しましょう。

お聞きの曲は
【散歩道】
 from:Senses Circuit
 (c)2003 hitoshi
       よりお借りしています。